現場力を高める
フィールドワーク研修
近年の「ものづくり⽩書」で経済産業省が調査執筆を担当した「現状と課題」には、
「我が国のものづくり企業が直面する課題は、より本質的で深刻である」と記されています。
特に「抜本変化に対応できていないおそれ」については事例をあげて指摘しています。
この中で経済産業省の推奨する戦略は「強みを活かしたニーズ特化型サービスの提供」です。
各社の「強み」や「特化すべきニーズ」は異なりますが、『現場⼒』の向上は共通するところです。
『現場⼒』の強みは、「課題を発⾒し、その課題に対して解決の道筋をたて、部門を超えた連携ができる」と定義されています。
⼀⽅で、「⼤局的な流れを捉えること」や「新しい発想を⽣むアイデア」を強化するよう警鐘を鳴らしています。
また、製造・⽣産・品質管理の場面で『現場⼒』を発揮するのはもちろんのこと、競争⼒のある企業は
企画・マーケティングや研究開発、販売など今後付加価値が⾼まるとされる分野で『現場⼒』を発揮していることが分かりました。
これらのことを踏まえてフィールドワーク研修は、より現場力が高まる実践的な内容です。
目的・到達ゴール
- 効果的で効率的な情報収集と情報整理ができている。
- 仮説の⽴案ができ、現場調査を経て仮説の検証ができている。
- ⾃らが体験することで現状を理解し、顧客起点で問題と課題を捉えられている。
- 課題解決に向けた企画を検討し、解決策の提案を⾏うことができている。
研修の特長
研修で学んだことを現場と接続して活かせるように以下の特徴があります。
- 机上の空論や単純な作業ではなく、⾃らその場へ赴き現場調査(観察、対話、体験など)を⾏います。
- 現場で仮説の検証を行うことで、次なる問題発⾒や課題発掘⼒を⾝に付けることができます。
- 仮説や企画提案に対して、実際の顧客からフィードバックをもらうことができます。
研修に最適な組織
- 新社会⼈や若⼿の社員に仮説⽴案や課題発掘の教育を⾏っていない組織
- 変化する顧客ニーズに対して今まで以上に価値提供が求められている組織
- 世代間や部署間の関係性を向上させてアウトプット(成果)をあげたい組織
- 顧客の顕在課題や潜在課題に対して⾃社の商品・サービスを提案したい組織