MONカンパニー

本書は、法政大学大学院が東日本大震災後の実態把握を目的に行った社会調査「地域社会に関する調査」と、MON株式会社が同大学院監修のもと実施した「人財に関する調査」の結果をまとめた研究調査報告書です。

この研究調査では、他では得ることのできない点として、能力面(経済産業省が推進する12の能力要素)と、価値観(Milton Rokeach 1918-1988が提唱する13の手段価値)の双方からパフォーマンスを上げる人の共通項を分析・解明することに成功しています。

本書は、「景気超越型企業」「景気創造型企業」の経営において好不況に関わらず人材確保に注力しているという確かな共通項と、関係機関からの熱い要望を踏まえ、「中堅・中小企業の優秀な人財の確保」をテーマに法政大学大学院企業研究所とアイエヌジー思いやり経営実践研究会とで共同研究調査をしたものです

調査研究委員会を設置し、そこでの議論に加え、全国の中堅・中小企業に対するアンケート調査、一部企業への現地ヒアリング等により進めました。

好不況を問わず、赤字を出さずに好業績を持続する「いい会社」。「いい会社」の最たる共通項は、経営資源の有無・レベルや経営戦略・手法というよりは、経営の目的・使命に対する見方・考え方なのです。いい会社の飛躍的な増加のためには、「いい会社」の実行している経営学を、誰もが再現可能なように、客観化・計数化する必要があります。

本書は、約7,000社の現地調査を踏まえ、「いい会社」が実行している経営学を10のキーワードから、それぞれ10の指標、計100の指標を示しました。

リクルートから独立して、コンサルタントの道を選んだ20名を取材した本。元リクルートのコンサルタントはどこが違うのか。どう違うのか。組織や企業を運営する皆さんはもちろん、就職や転職、または独立を考える学生や社会人なども読者に想定した作りになっています。リクルート時代、独立後、現在の状況などをインタビュー形式で紹介しています。

また、「私の提言」というコーナーでは、コンサルタントとしての思い、信条、考え方、方向性、目指す人物などをお伝えしています。弊社代表の門田政己が経営全般を支援するコンサルタントとしてインタビューに応えています。

顧客創造の源泉は、「人・モノ・金・情報」から「共感資本力」へ。財務諸表だけでは見えない本当の企業の価値を、4,500社へのアンケート調査で明らかにしました。

価値ある企業は、目に見えない3つの資源形成に取り組んでいます。正しい経営理念を浸透させる「経営理念力」、社員のやる気を高める「人財育成力」、社員同士、社員の家族、取引先や地域社会などとの絆を結ぶ「信頼形成力」。これらを育むことによって「共感力」を生み出しているのです。また、“高業績の中小企業が共通して大切にしていること”を12社の事例とともに紹介します。

「障がい者雇用」を通じて業績を上げている会社または特出した成果を上げている会社を視察レポート形式でお伝えし、障がい者雇用を熱心に取り組み業績を向上させている会社の特⻑を紹介する第1回から第6回までの連載シリーズです。

私たちは支援者であるべきであって、傍観者であってはならない。平成25年4月1日の障がい者雇用促進法の改正は、二つの流れを意図します。一つは公器である企業の役割がより明確になったこと。もう一つは、障がい者も企業の主戦力として主役にしようという時代の風潮です。この二つの流れは、多くの方が望む法整備であり、環境整備であると考えます。