坂本教授推薦メッセージ
坂本 光司Sakamoto Koji
- 法政大学大学院 政策創造研究科 教授
- 法政大学大学院 イノベーション・マネージメント研究科 兼担教授
- 法政大学大学院 静岡サテライトキャンパス
- NPO法人オールしずおかベストコミュニティ理事⻑など
- 他に国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務している
- 専門は中小企業経営論・地域経済論・産業論
- 著書
-
- 日本でいちばん大切にしたい会社
- なぜこの会社はモチベーションが高いのか
- ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社
- 弱者にやさしい会社の話
- 経営者の手帳 など
- ※肩書等は取材当時
「いい会社」とは?
企業の経営資源は色々ありますが、最大、最高の資源というのは人だと思います。私は企業の経営資源というのは一に人財、二に人財、三に人財、あとは人財のための道具に過ぎないと考えています。つまり人ほど大事なものはないのです。
もっと言えば優秀な人がいる会社は間違いなく「いい会社」です。また優秀な人が離職せずに⻑く会社にいてくれる会社が「いい会社」であり、普通の社員が優秀な社員にどんどん成⻑していく会社は間違いなく例外なく「いい会社」なのです。
人財を育てる
人財が企業の盛衰の要になるわけですから、すべては人なんです。人財ほど重要なものはないとすると企業はもっと人財を育てる、あるいは変身させることにお金と時間をかけていただきたいと思います。
この国の経営資源は人しかいないわけです。人を光り輝かせて、結果として顧客の評価、市場の評価を高めるという社員教育です。アドバイスとか相談とか、そんなことに企業はもっと関心を持ってもらって、外部の専門家の方々の知恵を高度に利活用してもらうことを私は望みます。
人財育成会社への期待
社内で社内の人を教えるということは、もちろんOJTで必要です。しかし、やはり同じ組織の中ではどうしても甘えが出てきます。上司が部下に対して厳しい教育はなかなかできません。 また教育や他社の情報を十分に持っているとも思えません。
私は、人財の支援や教育などアドバイスを行う仕事は非常に重要だと考えています。その意味では門田さんのビジネスに大変期待をしています。人財育成を支援する会社がもっともっと成⻑発展していただくことが、結果としてこの国が良くなることだと思います。その業界のリーダーである門田さんの役割は大きいと思いますから頑張っていただきたいです。
門田政己について
業界の事に精通しているし、ご年齢の割にはよく勉強されていると思いました。
経営者として時間をやりくりするのが大変な中で、さらに高度な大学院で自分自らが勉強する「前へ、前へ」という一生懸命に学ぶ姿勢があり、自分だけでなく利他の心をもっています。人間にとって一番大事なのはテクニックより心です。心というか、徳というか、利他の心を持つことです。
門田さんは、そういう利他の心をもっていらっしゃる方です。人間的にそういった心が熱いというか、思いが熱いというか、利他の心をもっているという意味で私は門田さんを評価させていただいております。それは一番大事なことですから、これからもそれにさらに付加価値をつけていただきたいと思います。